【編入合格体験】:神戸大学 法学部法律学科 2019年度 @大学編入するワニさん

hammer-719066_1280 合格体験記

(まぬかのブログの体験記から移行)

 

どうもこんにちは。

大学編入するワニといいます。

この合格体験記を読みに来ていただいてありがとうございます。

軽く自己紹介させてもらいますが、私は関関同立の法学部から独学で神戸大学の法学部の編入試験に合格しました。

そのため、これから読んでいただく内容は、法学部ではない学生にはあまり参考にならないかもしれませんのでご了承ください。

 

勉強期間

私が編入試験をはじめて意識し始めたのは、大学入学時です。

しかし、基本的に怠けやすい性格なので、実際に編入試験に向けての準備をし始めたのは二回生になってからです。

具体的には、4月~7月はTOEICの勉強をして、8月~10月は筆記試験の対策をしました。

出願前の最後のTOEICを終えるまで、筆記試験の勉強は全くと言っていいほどしてなかったです。

TOEICは1日2~3時間、筆記試験の勉強は1日3~4時間くらい勉強しました。

 

試験の特徴、勉強方法や使用した参考書

TOEICについて

TOEICは785点で提出しましたが、合格者の中では若干低いくらいだと思いますし、様々な対策方法やテキストが世の名に出回っていますので、具体的なアドバイスは控えさせていただきます。

僕からいえることは、目安として800点を超えるように頑張ってくださいということだけです。

近年はTOEICがインフレしているようなので、有利になってくるのは800点台後半からだと思います。

ちなみにですが、得点率ではなく受験者の偏差値で換算していると聞いたことがあるので、一応注意してください。

 

法学概論について

法学概論は、試験時間は90分、解答用紙は割と大きめで、ボールペンでの記述試験になります。

持ち込みは一切不可でした。

年度にもよると思いますが、時間はやや余裕くらいでしょうか。

制定法から法社会学、法哲学、比較法まで幅広く出題されます。過去問がネットに出回っているので(10数年分くらいかな)、頑張って探してください。

制定法については、かなり基礎的な部分が出題されることが多いので、基本書の第一章、第二章にあたるような部分をないがしろにしないことが大切です。

刑法でいえば罪刑法定主義、民法でいえば私的自治の原則のようなところは、法学部生もしっかり復習しておいたほうがいいと思います。

内容的には入門書に載っているようなことがほとんどですので、入門書はコラムのようなところまで、きっちり読みこんでください。

あと、1つの事例で民法と刑法の両方を聞いてくることが多いので、刑法の事例問題や判例に触れたときは、民法領域においてはどのようなことが争点になるのか考えながら勉強するのがいいと思います。

実際に無銭飲食、不動産の二重譲渡、臓器売買契約について、刑法と民法の双方から聞いてくる設問が出題されています。

法哲学や法社会学などの周辺分野については、まずは一冊、薄い入門書を読むのがおすすめです。

ただ過去問を見てもらえるとわかるのですが、出やすいトピックがいくつかあるので、そこについては重点的に勉強したほうがいいと思います。

あと個人的には、CiNiiで論文を検索するのがおすすめです。

周辺領域の教科書、特に入門書などでは、学説の論点や対立などは紹介されますが、その論拠や批判、批判に対する反論まで細かく乗っていることは少ないです。

実際の答案で学説を持ち出す場合、そのあたりまで目を通していたほうがかなり書きやすいですし、そこまで書けていると大きく加点されると思います。

法学者の理論的で説得力のある筋の通った文章を読むことは、それだけで大きな価値があると思います。

ただ、高度な内容のものも多いので、教科書などである程度知識を固めてから、過去問などで答案練習する際に読んだほうがが順番としてはいいと思います。

法学概論は出題範囲が広いので長くなりますが、他に、法学の基本用語や基礎的な概念を説明させる問題も割と出るので、わからない単語があればかならず用語集で確認してください。

六法ではなく法学用語集です。

 

以下私が法学概論の勉強で役に立った書籍を紹介します。

 


法学概論

 


法解釈入門 — 「法的」に考えるための第一歩 補訂版

 

 


憲法 第六版

 


民法 (伊藤真ファーストトラックシリーズ 2)

 


民法の基礎1 総則 第4版

 


民法の基礎2 物権 第2版

 


刑事法入門 第8版

 


刑法講義総論

 


ブリッジブック法哲学〔第2版〕 (ブリッジブックシリーズ)

 


法社会学 第3版 (有斐閣アルマSpecialized)

 

その他、図書館で法哲学、比較法などの本を読みました。

 

追加で、CiNiiで読んで参考になった文章を紹介します。

 

法令等の違憲・違法を宣言する裁判の効力 : 「違憲判決の効力論」を手がかりとして

判例の拘束力 : 判例変更、特に不遡及的判例変更も含めて

日本の民事訴訟法に与えたアメリカ法の影響

西洋法と日本法の接点—「法の継受」を中心として

大陸法と英米法:制定法と判例法を中心にして

アメリカにおける懲罰的損害賠償の憲法的考察

 

その他、多くの文章を読みましたが、そのあたりは個人で必要なものを探ってみてください。

 

一般教養試験について

一般教養試験は、試験時間90分、解答用紙は大きめで、要約問題についてはマスがあります。

ボールペンでの記述試験です。要約問題は目安となる字数がありますが、あくまで目安なのでかなり大雑把なものになっています。

500字が目安の時は700~800文字くらいまで書いてOKです。

あくまで内容での勝負だと、試験監督の先生が説明していました。

過去問については、出回っていませんので、編入試験予備校でもらうか、Twitterなんかで持っている人に交渉してみてください(ちなみに私は持ってないです)。

私は予備校にはいかない主義なので、一切過去問を見たことがありませんでしたが、形式は毎年近いらしいので入手できればかなりのアドバンテージになります。

出題としては、子どもの貧困から選挙制度とかいうゴリゴリの政治学まで、割と節操ない感じですので、普段からニュースや新聞をしっかり読んでくださいとしか言えることがありません。

あえて言うなら、今のご自身の大学で、政治学や社会学の授業をとることができるならぜひ取ってください。

とにかく博識になることが大切だと思います。

過去問を持っていないことからお察しいただけると思うのですが、ほぼ対策をしていないので、勉強法については特に申し上げることができませんので、使った書籍の紹介にとどめさせていただきます。

 

・大学院 大学編入学 社会人入試の小論文 改訂版 思考のメソッドとまとめ方 吉岡友治 (著)

 

おわりに

この文章を読んでいるということは編入試験を受けられる方か何かしらの興味を持っているという方がほとんどだと思います。

編入試験は周りに同志が少なく、相談できる人も少なく、情報も限られている中、不安でブログを読みに来た方も多いと思います。

そのような気持から、予備校に入られる方もいらっしゃると思いますが、基本的に予備校は必要ないと思っています。

私は誰かに添削してもらったこともないので、一人だけでもどうにかなります。

編入予備校で、フルで講座をとるなら、司法試験予備校の安いものに近いくらいの料金がかかってきますし、どうせならそっちに資金を回したほうがいいです。

まあ、私自身が行ったことないので、説明会ぐらい入ってみてもいいかもしれませんね。

今の時代、Twitterでかなりの情報を集められるので、編入用のアカウントを作ってみてはいかがでしょうか。

編入界隈では編入経験者の方が多くの情報を流してくださっています。

私のアカウントを見つけてもらえれば、なんでも相談に乗りますし、丁寧にお願いすれば、快く相談に乗ってくださる方は他にもいるはずです。

これで終わりになりますが、拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんお成功をお祈りしています。

 

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